LSCの活動目標
リユースを通じて資源の無駄遣いを無くし
環境負荷低減に貢献できるよう取組みます。

服1枚製造するのにどれくらいの資源が使われているのか

コットンなどの天然繊維では栽培時に多くの水が消費され、ポリエステルなどの合成繊維では工場でのCO2排出が行われています。

<原材料調達から製造段階までに排出される環境負荷>
服1着あたり
水消費量・・・約2,300リットル(お風呂の浴槽約11杯分)
CO2排出量・・・25.5kg(500mlのペットボトル約255本製造分)

製造された服は最後どうなるのか

環境省によると1人あたり(年間平均)の衣服消費・利用状況は
購入枚数・・・約18枚
手放す服・・・約12枚(「可燃、不燃ゴミとして破棄する」が68%も占めている)
着用されない服・・・25枚

服を手放す手段は大きく分けて三つあります。一つ目は、リサイクルショップやフリマアプリ等を通じ古着として譲渡や売却すること。二つ目は資源として、または地域や店舗で回収してもらうこと。三つ目は可燃ごみ・不燃ごみとして廃棄すること。現状は可燃ごみ・不燃ごみとして手放される割合が最も高くなっていますが、再流通や回収にまわすことが重要となります。

LSCにできること

LSCでは服の形状を変えて再利用する「リサイクル」はできません。
服という形状、使用用途を変えずに「延命」することが私たちリユースストアにできることであります。
「ゴミとして破棄」という68%の選択肢をどれだけ低くしていけるか。
着用されていない年間の25枚も、もしかしたら「破棄」という選択をされてしまうかもしれません。
その選択をする前に一度、ご相談ください。
本来1人にしか喜びを与えられなかった1着の服が破棄ではなく誰かの手に渡ることができればその喜びが2人、3人へと受け継がれていく。
その様なリユース(延命)を目指しています。

その他の取組み

ショップバッグ

環境配慮として、資源ごみに雑がみとして回収できる紐も袋も紙の素材の紙袋を提供しています。

紙袋の中には、紙質・紐・加工によって、プラや金属が使われることがあります。
それを使用しない方法でショップバッグをつくることによって、資源ごみに「雑がみ」として回収できるようになります。雑がみ回収できる紙袋は、
リサイクルできる環境に優しい紙袋です。

ECOSIA(エコシア)

ドイツの企業が開発した検索エンジンEcosiaを利用しています。通常の検索エンジンと違い、検索するごとに1本の木が植えられるのが特徴です。Ecosiaを使ってユーザーが検索すると、Ecosiaは広告収入を得られ、その収入の約80%を植樹活動を行っている非営利団体「WWF」に寄付をします。その寄付によって世界中で植樹がすすめられるのです。これまでに1億本以上の植樹が実行されています。